自治会のイラストに困ったら「いらすとや」
新しく自治会に関わることになられた方に、イラストを使う時にどうすればいいのか聞かれることがあります。
乱暴に言うと、自治会や町内会のイラストは「いらすとや」だけで十分だと思います!
▼ いらすとやのサイト。
イラストの探し方
昔は「イラスト集」という様々なシーンで使うイラストを集めた本が売っていたのですが、今は絶滅したようですね。
今はイラストはネットで無料素材を探す時代。(お金に余裕があれば、有料で)
例えば、七夕のイラストを探す場合は、検索窓に「七夕 無料イラスト」と入れれば、たくさんの画像がヒットします。
この画面の「画像」(赤い丸印)を選ぶと…。
さらにたくさんのイラストが出てきます。イラストの下のサイト名をフリックすればそのイラストが載っているサイトに飛びます。
そのイラストが載っているサイトに飛んだら、その中でほしいイラストを選んで、サイトの指示に従います。
ただ、会員登録が必要な場合や、個人での使用以外は制約が必要なサイトも多いです。
「いらすとや」という無料素材のサイト
種類が多い
「いらすとや」という無料素材のサイトは、昔あったイラスト集のように、さまざまなシーンに対応しているだけでなく、誰からも好感を持たれそうなかわらしさのものばかり。
自治会で使うイラストは、奇抜すぎてもラブリーすぎても浮いてしまうので、「いらすとや」のような感じのものがぴったりです。
上に書いたようにいろんなサイトを探して回るよりも、最初から「いらすとや」のサイトを開いて探した方が、圧倒的に時短になります。
「今」をとらえたイラスト
さらに便利なのが、時流に合ったイラストがすぐに発表されること。
新型コロナ対策で、自治会の建物内にも注意喚起の貼り紙をする機会が増えました。
「マスクをする姿」や「換気をする姿」や「熱を測る姿」など、今必要なイラストが男女や動物などバリエーションを変えて載せてあって、大変助かりました。
あまびえ様やレジ袋のイラストもあります。
個人・商用フリー
ありがたいことに、約束事を守れば無料で使わせていただけます。
▼ 詳しくはこちらをご確認ください。
自治会は商用ではないし、一度に20点も使うこともないので、まず引っかかることはなさそうです。(使用される場合は確認の上自己責任でお願いします)
「いらすとや」の使い方
これも自治会の関係者に聞かれましたので、簡単に書いておきます。
まず、「いらすとや」の検索窓でほしいイラストを検索。
検索が不慣れなら、検索窓の下にある「検索のコツ」を読んでみてください。
例えば、「ゴミ」と検索するといろんなイラストが出てきて、そのうちのこのイラストを選んでみました。ちなみに「ごみ」と平仮名で検索するとこのイラストはヒットしませんでした。いろいろ試す必要があります。
ダウンロードするためには、画像のところで右クリックをして「名前を付けて画像を保存」を選んで、自分が保存したいフォルダに入れます。
「いらすとや」の弱点
ほかと被る
あまりにも人気があって、いまや日本全国いたるところで「いらすとや」のイラストを見かけます。ほかの人が作ったものと被ることも出てくるはず。
でも、自治会や町内会は、多少被ったってほとんど問題にはならないと思います。
老人が老人っぽい
自治会で実際に「いらすとや」を使わせてもらっていて、ひとつだけ困ることがあります。それは、お年寄りのイラストが、髪がグレーが多いこと。
今は80歳近くても、髪を染めてエレガントにされている方も多いです。
老人会のイベントに「いらすとや」のイラストを使ったら、「もう少し若い感じの絵に変えてちょうだい」と言われてしまいました(^^ゞ
ほかの無料素材のサイト
ネットで探すと無料素材のサイトはたくさん見つかります。
無料イラストだけでなく無料写真も。
どうしても「いらすとや」で状況に合うイラストが見つからなかったら、こちらの「イラストAC」がおすすめです。
メールアドレスを登録してパスワードを設定すれば、すぐに使えます。
イラストだけでなく写真もあるので、ホームページなどにも。ただ、無料会員だとダウンロードや検索の回数制限があります。
ポップアップ広告が多いので、パソコンに不慣れな人は広告を踏んでしまって訳が分からなくなるかもしれません(笑)
「イラストAC」は、ちょっと高級感のあるイラストもあるので、私は自治会の時は招待状などに使っています。
おしまいに
「いらすとや」と「イラストAC」の回し者のようになってしまいましたが、何の関係もありません(^^ゞ
私の自治会は、パソコンに不慣れな人が多数派です。私は今までスポーツ少年団やPTAなども関わってきましたが、これほどではなかった気がします。
自治会は年齢層の高い組織のせいもあって、若い構成員もなんとなく「昔寄り」になっている気がします。年齢層の高い人が採用するのだから、当然なのかもしれません。