自治会の広報誌とホームページを作る

はじめて自治会や町内会の広報担当になった方へ…

はじめに

これから自治会広報を担当される方に、自分の自治会の後に続く方々に、たたき台のような存在になれるよう、書き留めておきたいと思います。

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ブログを始めたわけ

自治会でホームページや広報誌を作る機会がありました。

自治会ならではの障害も多く、パソコン作業よりも根回しや説明が大変でした。

どこの自治会も、仕事を引退された方が会長になられることが多く、新しいことに臨機応変に対応する体質ではありません。

それでも、共働き家庭が増え、以前とは男女の役割分担も変わり、特に今はコロナの時代。もっと自治会はITを活用するべき時代に来ています。

自治会の情報発信について、いろいろな角度からまとめてみようと思います。

高齢の方やITと縁のない方がわりと多い自治会関係の方に向け、できるだけ難しい言葉を使わないで書こうと思っています。

事務員として

「ホームページの更新やれる?」と知り合いの自治会長さんに誘われて、軽い気持ちで事務員のパートに出ました。

私の前任の人は元SEだそうで、ホームページやパソコンの文書作成が業務でした。 

パートに出てみると、私を採用された方はすでに役員の任期を終えられて、ホームページは不要とする雰囲気に変わっていました。

楽なサイトの更新方法を模索

入った時の約束でしたから、みんなが帰った後にこっそりとサイト更新の作業を続けていましたが、なかなか難しいので、自宅でも作業ができるJimdoでサイトをすべて作り直しました。

今はTwitterやブログなど、簡単に情報発信できるツールがあるので、わざわざhtmlを勉強しようという主婦は絶滅危惧種

辞める時に引き継ぎやすい形にするためにも、更新作業が楽なJimdoを選びました。

 

結局ホームページの更新はほとんど自宅ですることになり、職場では自治会のすべての行事やイベントに深くかかわることになりました。

でも、それで自分のところに情報が集中し、かえってホームページを充実した内容にできて、よかったのかもしれません。

終わりのない仕事

ただ、その後に紙ベースの広報誌やたくさんの陳情案件の現地調査まで請け負うことになり、さらに公私の別がつかなくなりました。

自治会は「なるべく仕事をせずに済ませたい」という人がほとんどですし、企業のようにサボっている人へのペナルティもない組織なので、油断しているとどんどん仕事が降ってます。 

コロナ禍になり、毎日変わる状況を見て関係各所に連絡をとり、臨機応変に決断し役所や地域を動かすのは、大変でしたがそれなりにおもしろい仕事ではありました。